KazumaSaurus's blog

つまらないことを、堂々と。

生まれると同時に消えるアニメオタク

「なんであの頃、あんなものにハマっていたんだろう」って思うこと無いですか?
僕は母親が「なんであの頃、韓流ドラマなんかにハマっていたんだろう」とボソッと呟いているのを聞いてしまったことがある。
そういえば僕も「けいおん!」とかいうアニメに魂を注いでいた時期があったなあ。フィギュアなんて飽きたらゴミになるし、ローソンコラボで何であんな大金をつぎ込んだのだろうと後悔している。

なんでこんなことを思い出したのかというと、ラブライブ!が映画化するようで池袋駅にデカデカとポスターが貼られていたからだ。
僕はあの作品はアニメもゲームも1秒も見たことがないから内容は知らない。
でも周りの友人のラブライバー達を見ていると、どうしてもけいおん!にハマっていたあの頃の自分を思い出していまう。
「あぁそれ数年後、今の僕みたいに《なんであの頃あんなにハマっていたんだろう》ってなるよ」
そんなことを心の中で思いながら彼らと接している。

そもそもアニメなんて昔も今も内容はそんなに変わっていないのではないか。
絵や環境(DVDからBlu-rayへ等)は進化しているが、内容そのものはどれも似たり寄ったり。
シャフトや京アニ独特の雰囲気も、ずっと見ているとマンネリ化して飽きる。
アニソンの新曲を聞いても「あれ、これあの曲に似てるぞ」と思ってしまう自分がいる。

ひょっとして、アニオタは続々と生まれていき、それと同時に次々に卒業していくのではないか。
ラブライバー達も映画が終わって3年経てば、《なんであの頃あんなにハマっていたんだろう》って気持ちを味わうのではないか。
そして彼らは二次元にハマっている人を、まるで別の世界から見ているかのような目で見つめるのだろうか。

これって、無限ループ?